部署紹介
外来
当外来は、固定チーム継続受け持ち制の導入や説明支援ナース、さらに受付業務を中心に行う外来クラーク、診察室での医師の診療介助業務を行う診療アシスタントを配置し、患者さんが安心して外来治療ができる環境づくりを目指して努力しています。中でも、説明支援ナースは、日頃より患者さんに行われている説明に対して、患者さんの立場になって「検査・治療に対して充分な理解が得られているか」と言う視点に立ち、様々な診療科において、検査や治療、入院の説明などを医師の指示を受けて、パンフレットを用い行っています。
患者さんはもちろん白十字病院外来にかかわる全ての方に「(何らかの形で)白十字病院の外来にかかわれて良かった」と感じていただける部署になるよう日々業務に取り組んでいます。
透析センター
透析センターでは、腎臓内科医師・看護師・臨床工学技士・秘書等でチーム医療に携わっています。毎月の透析カンファレンスでは、薬剤師・管理栄養士なども加わり患者さんの情報交換を行い、患者さんにとってより良い環境になるよう話し合いが実施されています。
当センターの看護師は、今年度のルーキー(新人)を始め、若い看護師からベテラン看護師まで揃っています。人数が少ないからこその良さを発揮し、お互いに助け合って患者さん視点での看護に力を注いています。また、説明支援ナースが4名おり、透析導入が少しでも遅らせられるように介入したり、検査等を安心して受けてもらえるよう説明したりと 活躍の場を広げています。血液透析や腹膜透析が導入されても指導は終わらず、透析と上手く付き合っていけるように家族も含めたサポートができるよう努力しています。説明支援ナース以外の看護師も担当患者さんと深く関わり、また腹膜透析患者の交流会を開催するなど多方面から考えた看護を実践し、患者さんが安心して透析が続けられるように邁進しています。
2階病棟(脳神経センター・腎臓内科)
2階病棟は、脳神経疾患の外科・内科及び腎臓疾患の専門病棟です。ベッド数は、脳卒中を集中的に治療するためのSCU(Stroke Care Unit)6床を含め、59床を有しています。リハビリテーション部の病棟専属性導入により、急性期から早期リハビリテーションを実施しています。多職種によるチーム医療を強化し、患者さんにとって最適な医療・看護・リハビリを提供できるよう頑張っています。
3階北病棟(整形外科・形成外科・歯科口腔外科)
3階北病棟は、平成26年10月から病棟再編により、HCU6床と一般病床40床を併せ持つ、46床の整形外科・形成外科・歯科口腔外科病棟になりました。HCUは診療科を問わず患者さんの受け入れを行っており、救急外来・ICUの後方支援病床として医療・看護の提供をしています。患者さんの早期社会復帰のお役に立てる様に、いつも笑顔と思いやりの心で接しています。
3階南病棟(外科・泌尿器科)
3階南病棟は、外科・泌尿器科の混合病棟です。ベッド数は42床で、うち12床の個室を有しています。
平成20年から胆石症センターを開設し、専門性を持ったチーム医療を展開しています。患者さんが一日も早く社会復帰されるよう心から願い、明るく優しい看護スタッフが、納得して療養して頂ける看護が提供できるよう頑張っています。
4階北病棟(循環器・肝臓内科)
4階北病棟は、おもに循環器科、消化器科、肝臓内科、血液内科などの急性期病棟です。 ベッド数は46床。特に循環器科は週2回心臓カテーテル検査が行われているためクリニカルパスを使用した短期入院患者さんが半数を占めています。入退院が多く、忙しい病棟ですがスタッフの若さとパワーとチームワークで医師やコメディカルと協働して、患者さんの回復に向け頑張っています。
4階南病棟(糖尿病センター・眼科・消化器内科)
4階南病棟は、おもに糖尿病、消化器内科などの内科疾患、および眼科の混合病棟です。当病棟では2週間の糖尿病教育入院を行っています。糖尿病療養指導士が中心となり、患者さんが糖尿病について正しい知識を身につけ、治療を中断することなく、上手に、末永く付き合って行けるように一緒に考えていきます。ベッド数は42床。スタッフは、元気いっぱいで楽しく仕事をしています。患者さんが安心して入院生活が送れるよう、患者さんに寄り添える看護をめざし、スタッフみんなでサポートさせて頂きます。
2階東病棟(回復期リハビリテーション病棟)
2階東病棟は、脳血管疾患などの患者さんに早期にリハビリテーションを開始し、日常生活動作の向上を図り、「家庭復帰」を目的とした病棟です。ご入院になると同時に、ご本人ご家族と一緒にリハビリプログラムを検討しています。また、自宅へ訪問しカンファレンスで検討するなど行い退院後に不安が無いように、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語療法士・社会福祉士・ケアスタッフなど他職種協働で患者さんを支援し、家庭復帰を目指しています。
3階東病棟(地域包括ケア病棟)
3階東は地域包括ケア病棟です。地域包括ケア病棟とは急性期治療が終了し、すぐに自宅や施設へ移行するには不安がある患者さんに対して、在宅復帰に向けた医療、看護、リハビリを行うことを目的とした病棟です。また、在宅療養中の患者さんに入院が必要となった時、在宅医から依頼を受けて支援する病棟です。在宅復帰支援計画に基づき、医師や看護師・リハビリスタッフ・医療相談員などが患者さん・ご家族と協力して、在宅復帰に向けた治療・支援を行い、安心してご退院いただけるようサポートしていきます。
4階東病棟(回復期リハビリテーション病棟)
4階東病棟は、平成24年8月1日より医療型療養病棟から回復期リハビリテーション病棟に新しく生まれ変わりました。回復期リハビリテーション病棟は、「家庭復帰」や「社会復帰」を目的とした専門病棟です。起床から就寝まで、一日に行われるすべての動作がリハビリテーションであると捉え、“生活の場を想定した日常生活の訓練”を行う病棟です。日常生活動作を早期に獲得して頂くために、看護師、介護スタッフがリハビリテーション看護・介護の視点を持ち、常に入院生活全体に働きかけを行い、患者さんの『出来る活動』を『している活動』へそして『する活動』へ拡大しています。
5階東病棟(医療型療養病棟)
5階東病棟は、医療型療養病棟として主に脳血管疾患後遺症の患者さんが多い病棟です。ベッド数は55床で、呼吸器を使用されている患者さんの受け入れも行っています。
当病棟では、歯科口腔外科による口腔ケアや排泄機能障害チーム、コミュニケ-ショ機能障害チーム、さらにNST・褥瘡回診などのチーム医療を展開し、患者さんのQOLの向上に向けて取り組んでいます。
また、夏には「夏祭り」秋には「運動会」を行い、ご家族と一緒に様々なレクレーションに参加して頂いております。病棟内には四季折々の飾り付け、患者さんやご家族のスナップ写真を掲示して、楽しい療養環境作りを行っています。
ICU病棟(集中治療室)
ICU(集中治療室)は、心疾患や脳神経疾患の患者さん、手術後の患者さんなど様々な疾患の重症者の治療・看護にあたっています。
重症だった患者さんが、「元気になったよ」と笑顔で顔を出してくれることが私たち看護師の1番の喜びです。
急性重症患者看護専門看護師と集中ケア認定看護師が在籍しており患者さんが一日でも早く治癒されるようにチームで質の高い看護ケアを提供できるよう心がけています。
手術室・中央材料室
手術室・中央材料室は、経験豊かなスタッフから新人まで様々な年代の看護師・ケアスタッフが活動しています。手術室では、患者さんご家族の皆様に安心して手術を受けていただけるよう手術前・手術中・手術後を通しお世話させて頂いています。不安な事がありましたら遠慮なくお尋ねください。わかりやすい言葉で説明できるよう心掛けております。中央材料室では、病院内で使用する器械を滅菌し、安全な物品を提供できるよう日々努力を重ねています。
看護管理室
看護管理室は、看護部長と看護次長、医療安全管理者、感染管理看護師(専従)、クラーク(事務)で構成されており、看護スタッフの労務管理をはじめ、看護業務量・看護必要度などのデータ管理やスタッフの教育支援など、看護部に関わるさまざまな業務を行っています。
医療安全管理者は患者さんや職員の安全で安心な療養環境、職場環境の維持・改善に努め、日常の事故防止や安全活動を実務的に担当しています。
感染管理看護師は多職種で病院感染対策に関わる活動を行ったり、隣接の病院と共にカンファレンスを開催し耐性菌の検出状況や抗菌薬使用状況の情報を共有し勉強会を行っています。
看護部スタッフ全員が、やりがいを持って生き生きと働ける職場環境を作り、地域の皆様へ「やさしさと思いやりの看護」を提供できるようサポートしていきます。
患者支援センター
患者支援センターには在宅連携支援課と入退院支援課に看護師を配置しています。在宅連携支援課では退院支援を中心に転院調整などを行い、安心して在宅復帰できるよう支援しています。入退院支援課では入院に関する説明を行い各種スクリーニングを行うことで、問題を早期に洗い出し病棟へつなげることで入院時から退院に向けた支援を行います。